書標 2005.9月号
今月の表紙 歳時記〈9月〉 著書を語る 特集「月」 書標・書評
新刊案内 ジュンク堂ベストセラー トークセッションレポート 本屋うらばなし
読者から インフォメーション バックナンバー

 中秋の名月、つまり旧暦の8月15日は、今年は9月18日にあたるそうだ。毎日忙しい生活を送っていると月がどっちに出ているのか知ることもないが、一年でいちばん月が美しく見えるというこの機会に本を片手に空を見上げてみよう。

■アポロ計画

 月には兎が住んでいる、と昔の人も本気で信じてはいなかっただろうが、1969年7月21日にアポロ11号が月へ降り立ったことでそういったファンタジーは完全に否定されることになった。「ひとりの人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」とアポロ11号の船長・ニール・アームストロングが言った、人類を月へはこんだアポロ計画とはどのようなものだったのだろうか。
 1961年、ソ連のガガーリンによる有人宇宙飛行に対抗して、ケネディ大統領は、十年以内にアメリカは人類初の月着陸をなしとげてみせると宣言する。デイヴィッド・スコット、アレクセイ・レオーノフ著『アポロとソユーズ』(ソニー・マガジンズ・2100円)は、その両国の競争の真っ只中にいたデイヴィッド・スコットとアレクセイ・レオーノフの二人の宇宙飛行士のドキュメントである。エリート・パイロットだったデイヴィッド・スコットと、父がスターリンの粛正にあい、貧しい少年時代を送ったアレクセイ・レオーノフだが、月にかける思いは同じ。時間軸に沿って話が進むのでわかりやすい。
『アポロとソユーズ』が宇宙飛行士のドキュメントなら、『月をめざした二人の科学者』(的川泰宣著・中公新書・819円)は2人の科学者の軌跡を追っている。アポロ計画を成功させたフォン・ブラウンと、スプートニクを打ち上げたコロリョフである。ナチスのもとで大型ロケットを開発していたフォン・ブラウンと、粛清で強制収容所に送られた経験もあるコロリョフの二人が宇宙ロケットを打ち上げ、ついに亡くなるまでの生涯を描く。 
 立花隆が宇宙飛行士を取材している『宇宙からの帰還』(中公文庫・840円)には、アポロ11号に乗り、二番目に月へと降り立ったバズ・オルドリンについても言及されている。たいていの宇宙飛行士は自分が体験したことを人に話すのは半ば義務だと感じインタビューにも積極的に応じてくれるが、彼はそうではなかった。その理由を探ると、冷戦やNASAの予算獲得に絡んださまざまな思惑が交錯する宇宙計画の状況がみえてくる。そのほか、月から地球を見る体験をした人の、神秘体験を得て神の存在を確信する人もいれば、うつ病になった人もいる現状をレポートしている。上下や高低のない宇宙空間を体験し、地球を外から見た人は、概して視野がひろがったとされている。
 月という宇宙空間は人の体にどういう影響を与えるのか。『宇宙医学入門』(マキノ出版・1470円)は、骨や筋肉が衰え、背が伸びるというよく知られた事実ばかりではなく、精神的なストレス対策についても言及している。また宇宙船の中では筋肉ばかりではなく心肺機能も落ちていくため、ロシアでは大リーグ養成ギプスのような「ペンギンスーツ」というものも開発されたとか。通常の宇宙服の解説も詳しい。さらに地球とは違い、短時間で夜と昼がいれかわる宇宙空間では睡眠のリズムが狂いやすい。それを24時間周期を保つための方法なども紹介されている。これは地球にいるわたしたちにも役に立ちそうだ。
 現実の宇宙開発に決定的な影響を与えたのが、ジュール・ヴェルヌの小説『月世界へ行く』(創元SF文庫・525円)である。武器マニア「大砲クラブ」の面々が月に砲弾を設置しようとし、結局二人のアメリカ人と一人のフランス人を乗せたロケットが月へ発射されることになる物語だが、1969年という設定で(アポロ11号が月へ降り立ったのも1969年)、19世紀からみた未来の科学はこんなふうだったのかと想像するのも楽しく、また、文明批評として読んでも楽しめる。まるで冷戦時代を予言しているかのような内容ともとれる。

■月の研究

 月は地球の衛星ということは知っているものの、それ以上のことはよくわからない、という方も多いのでは。
 大判のA・ルークル著『エリア別ガイドマップ 月面ウォッチング』(地人書館・5040円)は、地球から見える面の地形を、76のエリアに分けて紹介している。クレーターには、それを発見した科学者たちの名前がつけられている場合が多い。この本では地名とその由来に詳しくなれる。
 ジュンク堂池袋本店では月球儀も販売している(15750円)。普段月は同じ面ばかり地球に向けているが、地球から見えない月の裏側もじっくりと観察できる。
月のすべて』(朝倉書店・4410円)には月の裏側の写真も載っている。月の内部構造や、隕石ばかりではなく、地球の地震と同じような原因からおこる月の地震「月震」などについても解説してある。重力が地球の六分の一しかないという月の様子を想像することができる。こちらも大判で写真も多い。
 円盤をまわして今日の月齢がすぐ調べられる『月の動きがよくわかる光る星座早見』(三省堂・1050円)は、光る素材で印刷された星座盤。暗いところでだんだん発光していくインクなので、外に持ち出して実際に月を観察しつつ使うときにとても便利。惑星や彗星のシールもついていて、子どもの学習にも最適。
もしも月がなかったら ありえたかもしれない地球への10の旅』(ニール・F・カミンズ著・東京書籍・2310円)は、「もしも月がなかったら?」「もしも月が地球にもっと近かったら?」などの疑問をシュミレーションする思考実験。九月二十五日で終了する「愛・地球博」にはこの本をテーマとしたパビリオンもあり、人気だそうだ。
 一方、松岡正剛の『ルナティックス』(中公文庫・980円)は、太陽は見るからに野暮ではないか! として月にまつわる蘊蓄をかたむける。現実の月のことではなく、月について人間はどう表現しているのかを、自らの該博な知識から惜しげもなく披露している。章立てもちょうど十二ヶ月と、内容にあわせて設定されている。巻末には月神譜つき。世界の月の神たちに詳しくなれる。
月からのシグナル』(根本順吉著・筑摩書房・1260円)は、月そのものについての概説からはじまって、中国は月を表す単語が他の国にくらべて多いだとか、また各国に伝わる月の神話について、さらに「月夜のカニには身がない」などという、経験として知られている月に関する事実について考察している。
 ダイアナ・ブルートン『月世界大全』(鏡リュウジ訳・青土社・4935円)はアポロ11号の探査など科学的なことから、巨石文化から引き出される天文考古学の成果、オカルト、神話、伝説を網羅した大著。
 小林秀雄の『考えるヒント』(文春文庫・590円)には「お月見」というエッセイが収録されている。月見の席で、たまたま参加していたスイス人が、今日の月には何か特別なことがあるのかと疑問を言いだしたことに関するエッセイ。日本人特有の月に対する思いについて考察する。
 月見をするとき、はたして月を見ているだろうか。花見のときも花を見ている人はほとんどいない印象があるが、月見の場合も同様。そんな状況に異を唱え
るのが中野純著『月で遊ぶ』(アスペクト・1575円)である。体験作家という珍しい職業の著者が、「飲月」「闇うさぎ」「携帯月虹」など他愛が無いがオリジナリティのある遊びを繰り広げる。「月遊び」とは聞きなれない言葉だが、この本を参考にすればきっとオーソドックスな月見から脱却することができるはずだ。
 イタロ・カルヴィーノ著『レ・コスミコミケ』(ハヤカワepi文庫・840円)『柔かい月』(脇功訳・河出文庫・893円)は、語り部Qfwfq氏が繰り出すホラ話(?)。はしごをかけられそうなほど月が近くにあったころの話や、どろどろの月が地球に落ちてくる話など、幻想的かつ奇想天外な話をまるで見てきたように物語る。

■写真集

 空にぽっかりと浮かぶ月はフォトジェニックなのか、写真集もたくさん出版されている。
 金子みすゞや石川啄木などの月にまつわる詩と月の写真をあわせた写真集『月の記憶』や、「月と伝説」「月と万葉集」「月と文学」「月と俳句」「月と童謡」の五章からなる写真集『月の時間』(どちらも森光伸写真・光村推古書院・1260円)がある。
 林完次写真『月の本』(角川書店・二六二五円)は、林望「運命」、竹内均「月の神秘」、高山宏「月の図像学」などのエッセイと月の写真のコラボレーションだ。
 同じく林完次写真『月物語』(光人社・945円)はポストカード集。十六夜、上弦の月、皆既月食などのいろいろなかたちの月のポストカードが集められている。
 写真集『銀の月』(西島義和著・ピエブックス・1890円)は主に日本の空にあがった月の写真集。ハワイやオーストラリアでの撮影もあり、エアーズロックの上の月は圧巻だ。全篇モノクロームなので、かえって想像力をはたらかせることができる。
 石川賢治写真『月光浴』(小学館・3570円)には月は写っていない。これは満月の光だけで撮影された写真集なのだ。被写体は、どれも少し暗いけれどやさしくまるく写し出されている。『地球月光浴』(3990円)『京都月光浴』(3780円)という続篇もある。

■暦

 地球が太陽の周りを一回転する期間を一年と定める太陽暦を使用している現代では、あまり月は日常生活に関係していないように思えるが、最近は旧暦=太陰太陽暦も見直されてきており、旧暦の行事などを紹介する本も人気がある。
 人気サイト「こよみのページ」主宰の鈴木充広著『暮らしに生かす旧暦ノート』(河出書房新社・1575円)は、旧暦についてこと細かく解説し、一般にある誤解を正している。旧暦=太陰太陽暦の正しい計算方法も載っているが、意外と難しい。自分で計算するよりも素直に旧暦のカレンダーを買ったほうがよさそうだ。江戸時代の人々もこの計算が難しかったので、暦が発売されるまで来年のことなど考えもしなかったそうである。イメージとして時計におきかえてみると、新暦……正確に二十四時間の時を刻むが、ずっと一時間進んだままの時計、旧暦……日によって、三十分進んだり、三十分遅れたりする時計ということになるそうだ。
 川口澄子による『旧暦ライフ温故知新』(ピエブックス・1365円)は、軽妙なイラストと文で旧暦の仕組みや節気を紹介する本。明治の始めまで使われていた旧暦=太陰太陽暦は、中国・華北の気候にもとづいており、それは日本では盛岡あたりの緯度にあたるらしい。そう考えると旧暦で疑問に感じる季節ごとの行事も腑に落ちるかも。
旧暦と暮らす スローライフの知恵ごよみ』(ビジネス社・1680円)は、ヨット世界周航の旅に出た経験がある松村賢治氏が、自然と密着した暦である旧暦の便利さを説いている。付録として自分でつくる旧暦カレンダーも。天候に左右される職業の方、和歌や俳句をたしなむ方におすすめ。
えこよみ』(ブロンズ新社・1470円)は、松尾たいこの美しいイラストと二十四節気や七十二候についての説明を通じて、四季の移ろいや身近な自然を感じることができる。絵本。二十四節気や七十二候が新暦では何日ごろにあたるのかも示してある。
 月の満ち欠けも併記されている日記『ムーンダイアリー』(松村潔監修・技術評論社・924円)は、毎日の月のかたちがわかり、月の影響を予測することができる。月の力で情緒不安定になりやすい期間だという「ボイドタイム」も書いてあるので気になる方には便利。
 正しい月齢を調べるには『理科年表』(丸善・1470円)に頼ると、これ以上なく詳しく知ることができる。
天文手帳』(地人書館・840円)や『海上保安ダイアリー』(成山堂書店・1000円)などにも月の満ち欠けは記載されている。
 より学術的に暦について研究したいという方には『時と暦』(青木信仰著・東京大学出版会・2520円)を。なぜ閏月を二月にしているのか、曜日の起源とはなどを論じ、二十年以上ものロングセラだ。

■月のパワー

 月の引力によって満潮・干潮が引き起こされているというのは常識だが、人間も八〇%は水分であることから、潮の満ち干きと同じように影響を受けているに違いないとするのが、A・L・リーバー著『月の魔力』(藤原正彦、藤原美子訳・東京書籍・1631円)。この本では、月と人間の行動とは明らかな関連性があるとしている。満月の日は殺人や交通事故が増えるという。また、妊娠期間は月齢のちょうど九ヶ月である。さらに躁鬱病の周期的な症状も月齢と関係があるという。著者は、太陽暦だけではなく太陰暦のカレンダーも使用することで、これらの影響を上手に生かすべきだと主張している。
 月の力を自分のものにすることを目的とした本は各種ある。
 志賀勝『月の誘惑 私たちはそれと気づかず心も体も月に操られている』(はまの出版・1785円)は月と人間のバイオリズムとは関係があるとし、月に関するエピソードを集めている。
 ヨハンナ・パウンガー、トーマス・ポッペ『月の癒し』(飛鳥新社・1575円)は、オーストリア・チロル地方に伝わる「月のリズム」健康法を紹介する。特製「月の星座カレンダー」つきで、ハーブなどとも組み合わせた方法を取り入れている。
 テレサ・ムーリー『月のリズムで暮らす本』(ソニー・マガジンズ・1260円)によると、月のリズムで暮らすと、こころとからだがより心地よく暮らせるのだという。将来のプランを立てるなら――欠けていく月のとき、恋人と絆を深めたいとき――満月のとき、お金をためたいとき――新月のときなど、タイミングが重要なのだそうだ。
 フェリシタス・ホルダウ、モニカ・ヴェルナー『MAGIC MOON』(フレグランスジャーナル社・1575円)は、月のサイクルを美容に利用する方法を紹介している。
 世界でトップクラスの手相研究家として名高いというロリー・リード『月の魔法』(ワニ文庫・680円)も月の力をかりてより幸せを追求しようとする。「月の星座」占いもあり。
 月のパワーで自分を変える! と銘うたれた『月の大事典』(ソニー・マガジンズ・1995円)は、通常の占いでとりあげられる太陽星座ではなく、月星座や月星座別ダイエット法・健康法などを網羅している。

■月の小説

 月の物語といったら、まず誰もが知っている『竹取物語』(岩波文庫など)がある。ビジュアルを多くし、その時代背景もよく理解できるビギナーズ向け『竹取物語』(角川ソフィア文庫・560円)は現代語訳が主だが古文も併記されている。
 国書刊行会の書物の王国シリーズ『』(2625円)は月に関係する短篇集。グリム兄弟「お月さま」、夢野久作の「月蝕」、ラヴクラフト「月の魔力」、山尾悠子「月齢」、久生十蘭「月光と硫酸」、岡本綺堂「月の夜がたり」など豪華絢爛な顔触れのアンソロジーだ。
 安東次男編『日本の名随筆58 月』(作品社・1890円)は、折口信夫「日本美」、樋口一葉「月の夜」、北杜夫「月と狂気について」、永井荷風「町中の月」などを収録している。この二冊を読めば、月について書かれた文のかなりの部分にあたれる。
 多くの人が月といって思い浮かべ、またいろいろなところで引用もされている『一千一秒物語』(稲垣足穂著・新潮文庫・620円)も必読書だ。
 萩原朔太郎『月に吠える』(角川ソフィア文庫・567円)も月のイメージが良く出てくる。前書きに「月に吠える犬は、自分の影に怪しみ恐れて吠えるのである。疾患する犬の心に、月は青白い幽霊のやうな不吉の謎である。犬は遠吠えする。私は私自身の陰鬱な影を、月夜の地上に釘づきにしてしまいたい。影が、永久に私のあとを追つて来ないやうに。」とある。
 梶井基次郎『檸檬』(新潮文庫・420円)所収「Kの昇天」は、満月の夜に自らの影を追い求めて溺死する話だが、それは「K君はとうとう月世界へ行った」と表現されている。その中に出てくる詩はユイスマンスやマラルメと同時期に活動したジュール・ラフォルグの『聖母なる月のまねび』(平凡社ライブラリー・1325円)に収録されているものだ。
 内田百閨w冥途・旅順入城式』(岩波文庫・693円)のなかの一篇「件」で、主人公が件に変身してしまうのも黄色い大きな月がぼんやりと懸かっている夜である。
宮澤賢治全集8』(ちくま文庫・1050円)に収録されている「月夜のでんしんばしら」では、でんしんばしらが月夜に動き出すが、この「九日の月」は満月なのだろうか。
 江戸川乱歩の「目羅博士の不思議な犯罪」(『江戸川乱歩全集第8巻』収録・光文社文庫・1100円)は、月の魔力がもたらす幻想的な犯罪を描いた小説。月光を用いた奇妙なトリックが仕掛けられており、乱歩の代表作の一つに数えられている。

 満月の夜に変身するのは狼男。満月の夜に起きる連続殺人事件を追う『レッド・ドラゴン 上』(ハヤカワ文庫・各800円)の犯人も「噛みつき魔」とされている。あの『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクター博士が初登場した作品だ。
 創元推理文庫の『ポオ小説全集1』(756円)に収録されている「ハンス・プファアルの無類の冒険」は気球に乗って月まで旅をしたという男の話。最後までどんでん返しがある。
 月夜の晩に不思議な体験をする話『月ノ石』(トンマーゾ・ランドルフィ著・河出書房新社・1575円)は、レメディオス・バロの絵が表紙で、その絵のような幻想的なわりきれない物語がつづく。
  タヒチを描いた画家・ゴーギャンをモデルにした『月と六ペンス』(サマセット・モーム著・新潮文庫・580円)の「月」は、人を狂わせる芸術創造の欲求を象徴している。
 
 SFでは当然月が登場するものが多い。
 アーサー・C・クラーク『2001年宇宙の旅』(ハヤカワ文庫・672円)が原作のスタンリー・キューブリック監督による映画にもモノリスがささった月の映像がでてくるが、これはアポロ計画より前に制作された。一九六四年の春にキューブリックが「語り草になるようないいSF映画」作りたいと手紙を送ってきたとき、月着陸など心理的に遠い未来のことに思われたとアーサー・C・クラークは書いている。アーサー・C・クラークには『渇きの海』(ハヤカワ文庫・903円)という月を舞台に観光船を救出するサバイバル小説もある。
 ラリイ・ニーヴン『無常の月』(ハヤカワ文庫・672円)は太陽面が爆発して月が今までないくらい明るく輝いた、地球の終末の夜を描いたSF。
 ロバート・A・ハインライン『月は無慈悲な夜の女王』(矢野徹訳・ハヤカワ文庫・966円)は、月世界植民地が地球政府に独立宣言をし、戦いを挑んだ革命物語。

 おそらくまだまだ月に関する小説やエッセイはあるはず。それを見つけ出すのも、本物の月を眺めるのと同じくらい、楽しみを与えてくれるだろう。