池袋店ベスト15(1月度)
−−−1月の売行良好書 −−−
「芥川賞」にこれほどまでの効果はここしばらくなかったのではないだろうか。1月15日に錦矢りさ著『蹴りたい背中』(河出書房新社)と金原ひとみ著『蛇にピアス』(集英社)の受賞が発表されて以来、入荷してはすぐ売り切れる状態が続いている。池袋本店以外ではそれほど上位に入ってはいないのだが、これは売りたくとも書籍が品不足で無いからだろう。既に本のオビには「芥川賞受賞!」の字が躍っている。直木賞受賞の江國香織著『号泣する準備はできていた』(新潮社)と京極夏彦著『後巷説百物語』(角川書店)はもともとよく売れている書籍なので、効果のほどはよくわからない。
村上龍著『13歳のハローワーク』(幻冬舎)は大阪本店・西宮店・三宮駅前店・明石店で2位、三宮店・大分店で3位、天満橋店で4位。大判でわりと高額なのだが、よく売れている。皆に読ませたい、と一人でたくさん購入する方もいる。「13歳のための」とついているが、どんな年齢でも、「何をすればいいのかわからない」人におすすめ。
三宮駅前店11位、池袋本店13位なのは白川静著『常用字解』(平凡社)。最初のページから順に読んで面白い字典だ。同じく白川静の『字統』や『字通』(どちらも平凡社)には手が出ない方でも、中高生向けのこの本なら手にとりやすいだろう。重さも「字典」と聞いて想像するほどではないので、手軽に読める。
学校では教わらない、世界の「今」がわかるのは『今がわかる時代がわかる世界地図2004』(成美堂出版)。福岡店6位、池袋本店11位。なんとなくこうだろうと思っていることや日本で常識だと思っていることが覆される本。