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まずは、図書館全体を見渡せる本を。『図書館読本』(本の雑誌編集部編・本の雑誌社・1500円)には、図書館での一日アルバイト体験や図書館職員の匿名座談会、職員のインタビューをもとに作られた「図書館職員採用試験」など、図書館の内情を知るにはうってつけの一冊である。『図書館逍遥』(小田光雄著・編書房・1900円)図書館そのものについて書かれたエッセイをまとめた珍しい本である。図書館にまつわる雑学が満載だ。
図書館とはどういうものなのかを概観してきたが、では今・そしてこれからの図書館はどうなっているのだろうか。
本を借りる以外にも、図書館は本に関する様々なサービスを提供してくれる場でもある。代表的なのが、レファレンスサービスである。これは簡単に言えば、利用者が必要とする本を探す手助けをすることであり、書店の役割にも通じるサービスだ。『まちの図書館で調べる』(『まちの図書館で調べる』編集委員会編・柏書房・2000円)は、図書館で調べ物をするためのするための徹底ガイド。レファレンスサービスについて一章を割いての詳しい説明がある。『情報収集・問題解決のための図書館ナレッジガイドブック』(東京都立中央図書館編・ひつじ書房・2800円)は、特定の分野の文献資料を所蔵する421機関を紹介したもの。
本が大好き、図書館が大好きな少女、月島雫は今日も図書館に通う。選びに選び抜いた本を開き貸し出しカードを取り出すと、自分の名前の前にはいつも同じ、「天沢聖司」という名が…。スタジオジブリによって映画化もされたコミック『耳をすませば』(柊あおい著・集英社・390円)のワンシーンである。20代以上の読書家にとっては懐かしいシーンではないだろうか。続編『耳をすませば 幸せな時間』(柊あおい著・集英社・390円)もある。
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