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MARUZEN ジュンク堂 best2010
なぜ、人は本を書くのだろうか。なぜ、人は本を求めるのだろうか。なぜ、自分は本を読むのだろうか。112人の112冊です。


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1-20

オリクスとクレイク
マーガレット・アトウッド
早川書房

倒錯したユートピアの創世神話。どれ程壮絶な未来も、必ずこの瞬間と地続きであるということを片時も忘れさせない、臨場感である。
【丸善&ジュンク堂書店札幌店
武良 史織】
福永武彦戦後日記
福永 武彦
新潮社

敗戦後、過酷な現実に目を背ける事なく、希望をもって創作活動と向き合った真摯さに脱帽する。今こんな作家がいるだろうか。
【丸善&ジュンク堂書店札幌店
菊地 貴子】
梁塵秘抄
後白河法皇
光文社

「遊びをせんとや生まれけん」中世日本の歌謡芸能が、みずみずしい現代語訳で蘇える!読めば笑いだしたくなるような快著。
【丸善&ジュンク堂書店渋谷店
伊藤 傑】
金米糖の降るところ
江國 香織
小学館

江國さんらしい極上の大人の恋愛小説。小説ならではの美しい愛がちりばめられていて、充実した読書タイムをもてるでしょう。
【丸善&ジュンク堂書店渋谷店
三瓶 ひとみ】

災害ユートピア
レベッカ・ソルニット
亜紀書房

2011年、私たちはこの本にあるような「特別な共同体」を経験した。今こそ自分たちの、コミュニティの可能性を見つめなおしたい。
【丸善&ジュンク堂書店渋谷店
安斎 千華子】
血のジレンマ
吉沢 譲治
NHK出版

日本競馬界で繁栄を極めるサンデーサイレンスの血。しかし、それは“終わりの始まり”でもあった。凡百の歴史ものより断然面白い。
【丸善&ジュンク堂書店梅田店
川島 秀元】
グラゼニ
森高 夕次/アダチ ケイジ
講談社

これは野球ではなく、超格差社会のプロ野球を描いたお金のマンガ。オススメです!
【丸善&ジュンク堂書店梅田店
八木 泉】
暮らしの中の人間工学 新版
小原 二郎
実教出版

40年ぶりに改訂の人間工学の基本図書。身近にあるもののサイズやデザインが、どんなふうに考えられているかよくわかります。
【丸善&ジュンク堂書店梅田店 升】

アイドル進化論
太田 省一
筑摩書房

なぜ、今までアイドルに翻弄され続けてきたのか。この本は、はっきり教えてくれた。−いいんだって!まだまだ好きになって!!!
【丸善&ジュンク堂書店梅田店
都築 高文】
女神のタクト
塩田 武士
講談社

処女作にして傑作の『盤上のアルファ』から10ヶ月、本作も期待を裏切らず読み応えたっぷり。今後店をあげて応援していきたい。
【丸善&ジュンク堂書店梅田店
中村 優子】
不死細胞ヒーラ
レベッカ・スクルート
講談社

ヘンリエッタ・ラックスは1951年に亡くなった。半世紀をを経た今なお彼女の癌細胞は培養され、梱包され、売買される。
【丸善&ジュンク堂書店広島店
三丸 晋】
アイデンティティと暴力
アマルティア・セン
勁草書房

共同体/家族主義に収束するような後味のよい「正義論」を読んで自分自身を矮小化してしまったあなた、あるいは「いまを生き延びるための哲学」にふれて後味の悪さをおぼえたあなたに。【丸善&ジュンク堂書店
広島店 平木 啓太】

25時のバカンス
市川 春子
講談社

人と人ではないもの。光と影。生と死。何度も読み返してしまう作品。同時代に市川春子さんという才能に出逢えたことに感謝です。
【丸善札幌アリオ店 永田 みどり】
夢をかなえるゾウ
水野 敬也
飛鳥新社

ただの自己啓発と侮るなかれ。神が“ガネーシャ”と“僕”との間に生まれる絆に胸が熱くなります。まだ読んでいない方は是非。
【丸善札幌アリオ店 下重 美加紗】

三国志 演義から正史、そして史実へ
渡邉 義浩
中央公論新社

後漢末、清流派と呼ばれた名士集団と君主権力の緊張関係を正史から読み解いた本書は、三国志をよく知る方にこそ読んで頂きたい一冊。
【ジュンク堂秋田店 中崎 悠人】
イスラム飲酒紀行
高野 秀行
扶桑社

酒を通して明らかにされるイスラム圏の人々の本音。著者の破天荒で軽いノリと随所に見せる思慮深い観察眼に唸らされた一冊。
【ジュンク堂秋田店 鈴木 健司】

鬼やらい 上
小松 エメル
ポプラ社

キャラと読後感がとてもいいです。人なのに鬼のような強面の喜蔵、鬼なのに子どもみたいで愛されキャラの小春。二人が繰り広げる人情ストーリーです。泣けます。
【丸善札幌アリオ店 秋山 桃子】
働かないアリに意義がある
長谷川 英祐
メディアファクトリー

働きアリの7割は休んでいて、1割は一生働かない。アリの生態を巧みに経済問題へ結び付けた生物学。
【丸善仙台アエル店 大熊 博行】
なぜE=mc2なのか?
ブライアン・コックス/ジェフ・フォーショー
紀伊國屋書店

宇宙やエネルギーがどのような法則のもとに成り立っているのか、計算式をほとんど使わずに解説するという試みに拍手。
【ジュンク堂盛岡店 渡邊 純也】
江戸滑稽化物尽くし
アダム・カバット
講談社

江戸時代中期の黄表紙に登場する、野暮で滑稽な化物たち。彼らが巻き起こす「笑い」を、現代の私たちはどう見直すべきなのか。
【ジュンク堂盛岡店 吉田 侑】
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21-40

THE GREAT EAST JAPAN EARTHQUAKE & TUNAMI
河北新報社
■ネットストアでのお取扱いができません

河北新報社刊『巨大津波が襲った3・11大震災』の英語版。海外の家族へ送るため、英語学習教材で使用するために購入をする方が多く、今でも売れ続けてる本。
【丸善仙台アエル店 佐藤 彩】

1995年に出版された『仙台平野の歴史津波』の著者が震災後に出版。「備えあれば憂いなし」と言いますがまさにその通りです。
【丸善仙台アエル店 人文書担当】
あがり
松崎 有理
東京創元社

人類を含む生物滅亡の危機がこんな形で訪れるなんて。想像もつかない展開が専門用語とひらがなでうまく表現されている物語です。
【ジュンク堂仙台TR店 冨谷】
死んでも何も残さない
中原 昌也
新潮社

最初から最後まで、気分は低空飛行。夢も無い、希望も無い、意味も無い。働くことや生きることが嫌で嫌でしょうがない人に。
【ジュンク堂仙台ロフト店 商品課】

日本人なら知っておきたい日本文学
蛇蔵/海野 凪子
幻冬舎

「この名前、見たことある」から「こういう人だったんだ!」と、古典に対して自然と興味がわいてくる。中・高生にもオススメです。
【丸善盛岡川徳店 吉田 亜由美】

行間からにじみでる家族の物語、生き方、苦しみ。家族でつくりたくなるような、料理レシピが写真付で紹介されていて、五感で楽しめる1冊です。
【丸善水戸京成店 中澤 健司】

例えば、洗礼者ヨハネと共に描かれる小羊。何故、小羊なのか。他の動植物は、何を象徴しているのか。西洋絵画への好奇心をくすぐる1冊です。
【ジュンク堂仙台ロフト店 芸術担当】
われ日本海の橋とならん
加藤 嘉一
ダイヤモンド社

本書を通して等身大の中国を知ることができることに間違いはないが、一方で「加藤嘉一」とは何者かを強く印象付けており、自身の体験にも説得力がある。
【ジュンク堂仙台本店 三塚 まどか】

グーグーだって猫である 6
大島 弓子
角川書店

猫との生活はいいことばっかりじゃない。でも、やめられない私にとって最強の教科書です。グーグーずーっと大好きだよ!!
【丸善そごう川口店 福島 光代】
11−eleven
津原 泰水
河出書房新社

読んだ者を迷子にさせる本。11の世界を覗いたあとは、ちゃんと帰ってこられたかどうか確認をして下さいね。
【丸善津田沼店 田中 萌】

う〜ん。これは決して他人事ではない・・・。ツレさんは言います。「人は人に迷惑をかけなければ生きられないんだ」と。よ〜し、明日からあまり頑張らないぞ!!イヤ、君はもっと頑張った方が良いよ(周りの声)
【ジュンク堂新潟店 雑賀 太郎】
王国
中村 文則
河出書房新社

善とは?悪とは?と深く問い質され、考えさせられる1冊。正解など与えられないが、前を向いて生きていける力をくれる。
【ジュンク堂新潟店 涌井 有紀】

ほげちゃん
やぎ たみこ
偕成社

今までの絵本とは一味違う。我慢強いぬいぐるみだって我慢の限界があるんです。身の周りのものを大切にしてあげないと、ほげちゃんみたいに・・・!?
【丸善津田沼店 竹澤 恵】
あなたのための物語
長谷 敏司
早川書房

苦痛と死への恐怖の描写がリアルすぎる。「死」に直面しなければ「自分」というものを知ることがきっとできないのだろう。
【丸善津田沼店 足立 絵里奈】
民意のつくられかた
斎藤 貴男
岩波書店

震災前の連載でありながら「民意のつくられかた」の中心テーマは原発であった。原発震災以降は決して無視できないテーマだ。
【ジュンク堂新潟店 藤井 啓晶】
絆回廊
大沢 在昌
光文社

シリーズ読者には、驚愕の展開。次回作がすごく気になる。個人的には、約20年ぶりにサインをいただけたのがポイント高いです。
【ジュンク堂郡山店 中村 育広】

バルセロナが最強なのは必然である
オスカル P.カノ・モレノ
カンゼン

眼前に広がるのは史上最高にして唯一無二のフットボール。それを紐解くには従来の言葉でなく新しい枠組での理解を必要とする。
【丸善津田沼店 理工書担当D】
おかめ列車
いぬんこ
長崎出版

表紙といい、話のはじまり方といい、内容といい、まったくもって古今無双なり!読後に、めでたい気持ちになったのは初めてです。
【丸善舞浜イクスピアリ店 高橋幸代】
いま、地方で生きるということ
西村 佳哲
ミシマ社

都会と田舎という事ではなく、”自分の手の届く範囲”の関係の充実が"地方”で生きるという事なのかも、と考えさせられた一冊。
【ジュンク堂高崎店 横山 薫】
アバタールチューナー 1
五代 ゆう
早川書房

ファンタジーの雰囲気、SFの世界観、ラノベのキャラ立ち…、そしてなにより、骨太の物語に翻弄されるのが最高でした!
【ジュンク堂大宮ロフト 文芸・文庫担当】
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41-60

山登りはじめました 2 いくぞ!屋久島編
鈴木 ともこ
メディアファクトリー

著者の山、自然に対する畏敬の念がしっかりと表現されているのが、山登りを始める人達へ、この本をオススメする理由です。
【丸善ラゾーナ川崎店 専門書担当】
三十光年の星たち 上・下
宮本 輝
毎日新聞社

心が高ぶるのを抑え、静かに充実した気持ちでいっぱいになる作品です。三十年後のために生きるという佐伯さんの教えがとても新鮮でした。
【丸善ラゾーナ川崎店 井手 ゆみこ】
大延長
堂場 瞬一
実業之日本社

夏の甲子園決勝、再試合。まさに斎藤佑樹と田中将大の激戦を彷彿とさせる傑作だ。フィクションと思えないリアルなゲームを、どうぞ。
【ジュンク堂藤沢店 金子 光則】
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
ジョナサン・サフラン・フォア
NHK出版

9.11で父親を失った9歳のオスカーは、残された一本の鍵を手に、未知の鍵穴を探す。この喪失の哀しみ、回復の温かさは比類がない。
【ジュンク堂営業本部 大内 達也】

図解・気象学入門
古川 武彦/大木 勇人
講談社

入門より一歩踏み込んだ原理からの解説で雲や低気圧など天気に関する日々の疑問が氷解。天気予報を見るのが楽しくなってきます。
【丸善ラゾーナ川崎店 理工書担当】
萩を揺らす雨
吉永 南央
文藝春秋

チャ−ミングなおばあちゃん探偵が事件を痛快に解決していく日本版ミス・マ−プルです。人生の切なさも知っている女性は強い!
【丸善ラゾーナ川崎店 吉川 仁美】

まずは148頁の写真を見ていただきたい。柔道の達人という単語から我々が想像するものとは違った肉体のかたまりがそこにある。
【ジュンク堂新宿店 秋山 粒志】
漁港の肉子ちゃん
西 加奈子
幻冬舎

この小説ほど、笑って泣いて、また笑ってしまう小説は他にはないはず。最後のオチも最高です。
【ジュンク堂新宿店 勝間 準】

萩を揺らす雨
吉永 南央
文藝春秋

「小蔵屋」北関東にあるコーヒー屋さんです。76才のお草さんが切り盛りしています。この町で起こる事件を解決するミステリーであるようで、実はこの本は、年を取る意味を教えてくれる、人生の指南書です。
【丸善横浜ポルタ店 柳 幸子】
虚構推理
城平 京
講談社

また城平さんの小説が読めるとは思っていませんでした。非現実と現実の間にいる者たちの虚構戦に時間を忘れてしまいました。
【丸善横浜ポルタ店 山本 マキ子】
森の白神
志水 哲也
平凡社

人跡未踏の険しい幽谷や厳冬期山稜を駆け抜けてきた山男ならではの視点で切りとられた白神。東北の厳しくも豊かな自然が活写されている。
【ジュンク堂池袋本店 矢寺 範子】
なずな
堀江 敏幸
集英社

誰かを守るということで、自分がその想いに守られ、強くなる。あふれんばかりのなずなへの愛情に胸がつまりました。
【ジュンク堂池袋本店 田村 友里絵】

あかねさす
加藤 千恵
河出書房新社

古典和歌が現代の物語になりました!身近なエピソードにアレンジされた古の歌人たちの恋話。友達同士で話すような共感が満載。
【丸善平塚店 石川 美咲季】
実りの庭
光野 桃
文藝春秋

大切な人との別れ、心身に訪れる痛み。歳を重ねてこそ見ることのできる世界があることを、このエッセイに教えられました。
【丸善丸の内本店 文芸担当】
科学の花嫁
ベンジャミン・ウリー
法政大学出版局

バイロンの娘にして情報工学の進歩に大きく寄与したエイダの伝記。好奇心旺盛な彼女の人生に、思いっきり惹きつけられた!
【ジュンク堂池袋本店 長田絵理子】
蜩の声
古井 由吉
講談社

古井由吉の文章は真夜中に読むのがいい。ゆっくりと、静かに文体が身体に染み込んでくる。ことばを愉しみたい人へ。
【ジュンク堂池袋本店 神山 葉】

スティーブ・ジョブズ驚異のイノベーション
カーマイン・ガロ
日経BP社

ジョブズ関連の本の中でも圧倒的におもしろい本です。この本を読めば自分もなにかできるんじゃないか?といった気分になります。
【丸善丸の内本店 田中大輔】
北条氏と鎌倉幕府
細川 重男
講談社

なぜ将軍にならなかったか?鎌倉北条氏の謎に迫る1冊。眼からウロコの結論と鎌倉武士の実像を描く生き生きとした語り口が魅力。
【丸善丸の内本店 小松原 俊博】
地上はポケットの中の庭
田中 相
講談社

誰かとの繋がりを大切に想う姿は、なんといとおしいものだろうか。不器用でも懸命に生きる日々を、鮮やかに描いた短編集です。
【ジュンク堂池袋本店 田中 香織】

この本が優しく背中を押してくれ、僕はどう生きるかを考えました。「考える」ための一歩を本と一緒に踏み出せる一冊。
【ジュンク堂吉祥寺店 川合 雄高】
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61-80

河内源氏
元木 泰雄
中央公論新社

河内源氏は、源頼朝を輩出した源氏の本流。本書は、祖、頼信から頼朝までの7代200年を辿り、武士の本流を明らかにしています。
【丸善丸の内本店 草g 主税】
ウルトラライトハイキング
土屋 智哉
山と溪谷社

軽く、シンプルに“ウルトラライトハイキング”日本初の解説書。かわいい挿絵もあり、分りやすく、入門書として必読の1冊。
【丸善丸の内本店 半田 純一】
雪の練習生
多和田 葉子
新潮社

物語を紡いでいるのは人間なのか、熊なのか。この小説に新鮮な気持ちを覚えることでしょう。それはきっと熊が書いたものだから!
【ジュンク堂吉祥寺店 土屋 容】
小川洋子の「言葉の標本」
小川 洋子/福住 一義
文藝春秋

そっと大事にしたくなる言葉にあふれた小川洋子の小説から選びとられた「標本」の博物館。なんて素敵なブックガイドなんだろう。
【ジュンク堂ロフト名古屋店 石本 秀一】


今や「英語」は有名企業がこぞって社内公用語に、小学校でも本格的に取り組もうとしている。しかし、本当に「英語」は必要なのかと筆者は問う。
【丸善アークヒルズ店 坂田 泉】
ビブリア古書堂の事件手帖
三上 延
アスキー・メディアワークス

古書をテーマにした本好きにはたまらないミステリ。この物語の世界に漂う空気感がとても魅力的です!!
【丸善お茶の水店 吉海 裕一】
盤上のアルファ
塩田 武士
講談社

将棋でしか自分を表現できない男が、夢とプライドをかけて戦いに挑む。その姿に胸を撃たれた。これ程にまっすぐ生きてみたい。
【ジュンク堂ロフト名古屋店 清水 大志郎】
誘惑論 実践篇
大浦 康介
晃洋書房

あの『読んでいない本を堂々と語る方法』の訳者がお送りする人文学的ナンパ論。なめてかかると火傷しますよ。諧謔礼讃!
【ジュンク堂ロフト名古屋店 若竹 純司】

Wings Songs.
大本 海図
ワニブックス

今年最も美しいSFコミック。色鮮やかな異星の鳥人との魂の交流は、滅びの唄を響かせつつ、時の流れに立ち生きるものの尊厳を謳い上げる。
【丸善お茶の水店 松岡 賢治】

「ファット イズ ビューティホー」と叫ぶヒロイン(4Lサイズ)に唖然。グイグイ読ませる、まさに「反感、嫌悪のち共感」。
【丸善メトロエム後楽園店 文庫担当】
現象学の根本問題
マルティン・ハイデガー
作品社

『存在と時間』とは違う形の講義録。懇切丁寧。あの神々しさは無いがなんと「前回のおさらい」がついてくる!ほんとは熱血教師?
【ジュンク堂名古屋店 重元】
塔の中の女
間宮 緑
講談社

「読まれない小説」感を強めつつある今年の雰囲気を一掃するでもなく、ただ読むのだな僕は、という感じにさせてくれる稀有な一冊。
【ジュンク堂京都BAL店
市木 誉世夫】

未来ちゃん
川島 小鳥
ナナロク社

震災後の辛い時期に笑顔をくれた一冊だと思います。あの素朴さ可愛らしさ心を動かされました。
【丸善日本橋店 石田 真理】
人生がときめく片づけの魔法
近藤 麻理恵
サンマーク出版

片付けに「ときめき」が必要?一度片付けに成功したら二度と元に戻らない?気になる方は是非本書を読んでみてください。きっと明日から部屋も自分自身も変わりますよ。
【丸善日本橋店 矢口 美奈子】
いい女vs.いい女
木下 古栗
講談社

文体の更新に痺れる表題作は勿論、全書店員失笑必至の収録作「本屋大将」を嘘でも推さねば、今年は何も言った気になれない。嘘だが。
【ジュンク堂京都店 小杉 悠平】
ドクターラット
ウィリアム・コッツウィンクル
河出書房新社

コッツウィンクルはやはり悪趣味だ。読者は極限まで畏怖し、絶望する。全ての動物に対する見方を変えざるを得ない、訴えるSF。
【ジュンク堂京都店 清水 英治】

原子力戦争
田原 総一朗
筑摩書房

「利権」こそがこの社会の最優先事項だということがよくわかりました。著者を大いに再評価。
【丸善日本橋店 徳重 義爾】
部屋
エマ・ドナヒュー
講談社

『完全なる飼育』と『はじめてのおつかい』を足して2で割ったような物語といったら、少し強引すぎますが、とにかく世間的には望まれぬ子として生まれた主人公ジャックの語り口が良い。読前と読後の印象が全く異なる稀有な作品。【丸善日本橋店 稲田 健司】
醜聞の作法
佐藤 亜紀
講談社

小説というのは本来全身が震え出すくらい格好いいものだ。そんな事実を唯一思い出させてくれる至高の作家の最新作。書簡体小説になってもやっぱり段違いに格好いい。
【ジュンク堂千日前店 高崎 立郎】
楠木正成
新井 孝重
吉川弘文館

植村清二『楠木正成』1962年以来、久々の単著による専論書。最新学説も取り込み、出自から行動様式まで推し量る。
【ジュンク堂大阪本店 岡村 正純】
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81-100

シャンハイ・ムーン
S.J.ローザン
東京創元社

ハードボイルドな探偵はバーにいる?いいえ、カフェで紅茶です。タフで可憐な探偵リディアと相棒ビルの活躍から目が離せません。
【丸善名古屋松坂屋店
鈴木 依利子】
天国の風
チャン・トゥイ・マイ (他)
新潮社

アジア10ヶ国の10人の作家の力強い短編がずらり。ページをめくるとその国の風が流れ、人々の思いが深く体に浸透してきます。
【丸善名古屋セントラルパーク店
熊崎 千草】

人はここまで「事実」を追い求めることができるのか。20年にわたる取材。一次資料の山。そして生まれたのは「最高のファンタジ−」。
【ジュンク堂大阪本店 博田 宏之】

「見る」のではなく「観察する」、そして「気づく」ことの面白さがよくわかる。 ビジネス書でなくノンフィクションだと思います。
【ジュンク堂大阪本店 小笠原】

遅読のすすめ 増補
山村 修
筑摩書房

最近 読書時間がずいぶん減っているな〜という人におすすめです。読書の幸福感を思い出させてくれます。
【丸善名古屋栄店 藤堂 恒平】
かんさい絵ことば辞典
ニシワキ タダシ/早川 卓馬
ピエ・ブックス

おもろい本、見つけてん。クスッがテンコモリ。絵もメッチャ可愛い。言葉づかいおおてる?関西弁大好き名古屋人のお薦め本です。
【丸善名古屋栄店 原 典子】
Sunny 1
松本 大洋
小学館

読んでる途中から、しばらくこれ以上の作品に出会えないんじゃないかと不安でそわそわしたくらい素晴らしい作品です。迷いなく選びました!
【ジュンク堂天満橋店 山下 美緒子】
釜ヶ崎のススメ
原口 剛 (他)
洛北出版

経済状況の波をもろにかぶり、国の政策に翻弄される労働者たちが懸命に生きる西日本最大の寄せ場「釜ヶ崎」の、画期的ルポルタージュ。「紙の本」の可能性を感じます。
【ジュンク堂難波店 福嶋 聡】

現代文明論講義
佐伯 啓思
筑摩書房

「サンデル先生の白熱教室」を読んだけど、日本人には何かしっくりこないなあと感じたアナタに是非お勧めしたい一冊です!
【丸善名古屋栄店 林 美保】
水の柩
道尾 秀介
講談社

人の悩みはそれぞれにあり、またそれを解決する術も人それぞれにあるということを教えてくれる作品です。
【丸善関西国際空港店 吉田 真】
アンナ先生の言語学入門
アンナ・ヴェジビツカ
東京外国語大学出版会

もちろんこれは専門書です。言語に興味のない方にはおすすめしません。でも読み終えた私は感動してました。ことばってすごい!
【ジュンク堂三宮駅前店 高垣 智子】
こっちへお入り
平 安寿子
祥伝社

ス〇バで号泣しながら読みました。少し見方を変えれば世界は前より美しく見えるかもしれません。一人で演じる落語のように。
【ジュンク堂三宮店 文庫担当】

文藝春秋8月臨時増刊 つなみ 被災地のこども80人の作文集
■ネットストアでのお取扱いができません

今年を語るのにこの出来事は外せません。震災の恐さを経験してなお強くあり続ける子ども達の逞しさに胸を打たれます。
【丸善八尾アリオ店 斎藤 大史】
地獄のアリス
松本 次郎
集英社

退廃した世界の中なかで己の狙撃の腕をたよりに生きる、少年ユウと人造人間アリス。時折垣間見える心の闇の描写は圧巻です。
【丸善岡山シンフォニービル店 井伊 貴容子】
鮨 バイリンガル版
長山 一夫 著/与田 弘志 写真
パイ・インターナショナル

海外の鮨ガイドブックの翻訳本。美麗な鮨の写真が食欲をそそり、お堅い翻訳調解説が妙に笑える。英文併記で海外への贈り物にも◎
【ジュンク堂三宮店 小松 寛茂】
なずな
堀江 敏幸
集英社

中年男が無力な赤子に寄り添おうと右往左往する姿は、滑稽だけれど美しい。小さな存在に寄り添い、世界の中心を自分の外側に置くことで生ずる心の動静が、秀逸な筆致で描かれた傑作。
【ジュンク堂西宮店 地道 裕勝】

ユリゴコロ
沼田 まほかる
双葉社

実家で見つけた殺人の手記。これを書いたのは父なのか、母なのか。読み始めからは想像出来ない結末があなたを待っています。
【丸善岡山シンフォニービル店 中山 瞳】
天皇の暗号
大野 芳
学研パブリッシング

孝明天皇暗殺や明治天皇すり替え説など、維新成立に隠された密約と暗号を追う歴史ミステリです。
【丸善岡山シンフォニービル店 横谷 典子】
ねじまき少女(上・下)
パオロ・バチガルピ
早川書房

近未来バンコクが舞台のSF小説。5人の人物の視点で見る世界は、未来なのに怖いほどリアルで、暴力や権力や差別の中での人間のゴキブリなみのしぶとさに圧倒されます。
【ジュンク堂姫路店 山本 尚子】
スピカ
羽海野 チカ
白泉社

羽海野チカさんの短編集です。1つの話に込められた、様々な想いが心を揺さぶる、そんな素敵な1冊です。
【ジュンク堂舞子店 芸術担当】
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101-112
フェルメール光の王国
福岡 伸一
木楽舎

生物学者ならではの視点で語るフェルメール。思わず著者の思索と、その絵に引き込まれます。最終章の仮説にはただただ感嘆!!
【丸善岡山シンフォニービル店 石原 佳子】
最後の吉本隆明
勢古 浩爾
筑摩書房

「りゅうめい」から「よしもとさん」へ。『共同幻想論』なんか読めなくてもいいじゃないか。
【丸善博多店 安高 啓介】
春を恨んだりはしない
池澤 夏樹 著/鷲尾 和彦 写真
中央公論新社

3月11日以降、私自身が抱いていたもどかしい思いが肯定された感じがしました。想像力を働かせ繰り返し読みたい1冊です。
【ジュンク堂明石店 岡崎 真樹】
我が家の問題
奥田 英朗
集英社

読んでいるときも読み終わった後も、家族のことを想う本。平凡な家族の平凡な問題も、中にいると一大事だが外から見ればほほえましい。そんな“当り前”という幸せを感じられる私のベスト本です。
【ジュンク堂広島駅前店 喜屋 由記子】

蕃東国年代記
西崎 憲
新潮社

日本海に浮かぶ架空の国蕃東を舞台とした御伽噺集。世界観とその描写がとにかく綺麗で合間のコラムの視点が面白い。続編希望。
【丸善博多店 樺山 友佳】
人生最後の食事
デルテ・シッパー
シンコーミュージック・エンターテイメント

ものを食べておいしいと思えることが、こんなにも幸福なことだとは思わなかった。食事を通して生と死を考えさせられる一冊。
【丸善博多店 篠崎 里絵】
ワーカーズ・ダイジェスト
津村 記久子
集英社

少しお疲れの31歳の男女の日常に親近感を覚えずにいられない。悩み多き日々に寄り添い、読者を決して独りにしない優しい物語。
【ジュンク堂岡山店 加藤 一博】
ヴァレンシア・ストリート
ミシェル・ティー
太田出版

愛の戦士ティーの騒がしくて切なくて勇敢なメモワール!読めばきっとあなたも自転車を走らせて好きな人に会いに行くだろう。
【ジュンク堂福岡店 下妻 久美】
きょうの編みもの
三國 万里子
文化出版局

下手でも少しずつでも自分で編んでみたい素敵なデザインがたくさん。「帽子なら1日」の言葉に押されました。
【丸善博多店 洋書担当】
「フクシマ」論
開沼 博
青土社

10年後20年後に読み直したい本。またその時には新しい「フクシマ」論を、著者には期待したい。
【ジュンク堂福岡店 細井 実人】
自由貿易は、民主主義を滅ぼす
E.トッド (他)
藤原書店

日本を含め、先進国は経済危機を先送りしているように思える。真剣に考える時にきているのではないだろうか。
【ジュンク堂鹿児島店 社会書担当】
逆境を生き抜く力
我喜屋 優
WAVE出版

沖縄は昨年、甲子園での快挙に沸いた。そして今年、この本で再び沸いた。『逆境を生き抜く力』−それは「目標」へと近づく最短経路。うちなーの誇り、ここにあり。
【ジュンク堂那覇店 高山 篤史】

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店舗フェアのお知らせ
地区名 店舗名 開催予定期間
北海道 ジュンク堂書店旭川店 時期は決まり次第お知らせします
新潟県 ジュンク堂書店新潟店 2012年1月中旬〜2月中旬まで
埼玉県 ジュンク堂書店大宮ロフト店 2012年1月2日〜2月末まで(1月1日は休館日)
大阪府 ジュンク堂書店大阪本店 開催中〜2012年1月末予定
大阪府 ジュンク堂書店千日前店 2011年12月26日〜2012年1月31日
福岡県 ジュンク堂書店福岡店 2011年12月16日〜
沖縄県 ジュンク堂書店那覇店 2011年12月30日〜