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共に生きる平和フェア画像

店頭でのこちらのフェアは終了致しました。池袋本店では4Fにて「共に生きる平和」フェアを開催(2010/8/20まで)。150点あまりの平和・非暴力についての書籍が一同に介します。
今回WEBほんのしるべではその中からテーマ毎に、これはとくに読んでもらいたいという25点をご紹介します。

池袋本店フェア棚 池袋本店フェア担当より:
夏になると、多くの書店で反戦・平和関連のフェアが開催されます。池袋店でも毎年規模の大小はあれど、何らかの形でそのようなフェアを行ってきました。 しかし、大切なテーマであることはわかっているのですが、恒例化してしまったことで少々新鮮味に欠けるラインナップになっていたことは否めません。
今回、『平和の棚の会』のご協力をいただいたことで、非暴力・ジェンダー・格差問題など、幅広いテーマの書籍を並べることができ、担当者としても目から鱗が落ちる思いでした。 是非多くの方にフェア「共に生きる世界」をご覧いただき、思いがけない本との出会いを果たしていただければ幸いです。
  【平和の棚とは?】  »「平和の棚の会」からのご挨拶  /  » 新宿店担当:澤樹より / » 那覇店担当:宇田より

エコロジカルな生き方を提案する本
地産地消と学校給食 オーガニックコットン物語 土から平和へ ニホンミツバチが
日本の農業を救う
スウェーデンの持続可能
なまちづくり
地産地消と学校給食
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全国の注目を集める政策の全容、いきいき育つ子ども、地域課題を解決する有機農業の力。 化学素材も農薬も使わずフェアトレードだから着る人にも作る人にもやさしい。安全で安心。 加藤登紀子・UA…土と平和を尊ぶ半農半X からプロ有機農業者までの熱いメッセージ。 ニホンミツバチの生態と有用性、飼育法、農薬被害を飼育歴20数年の著者が解説。 サスティナブルな地域社会を創るには?その鍵のひとつはスウェーデンにあった!

差別と格差に対抗する本
ベーシック・インカム 湯浅誠が語る
「現代の貧困」
企業の社会的責任 野たれ死にするくらいなら
どんどん生活保護
反グローバリズム
ベーシック・インカム
湯浅誠が語る「現代の貧困」
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企業の社会的責任
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野たれ死にするくらいならどんどん生活保護
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反グローバリズム
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基本所得のある社会へ 全ての人にお金をあげる無条件の「所得保障」という構想を解説。 まっとうな社会へ私たちに何ができるのか。貧困の意味を語り、対談で論点を抉り出す。 内外のCSR 論を分析し、労働者を守ることこそ企業の社会的責任の核心であると提起。 実録マンガ! 生活保護受給マニュアル。本人、同行者に贈る最強の解説本! 「自由」 「平等」そして「博愛」「ユートピア」―新たな思想と行動原理を提示する。

人間の尊厳を冒すものへの批判の本
傷ついたあなたへ 2 私たちはこの世に存在
すべきではなかった
北朝鮮で兄は死んだ 人権で世界を変える
30の方法
少年院を出たあとで
傷ついたあなたへ 2
私たちはこの世に存在すべきではなかった
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北朝鮮で兄は死んだ
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人権で世界を変える30の方法
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反グローバリズム
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DVの被害者の女性たちが傷つきから回復し、歩き出すためのワークブック2。 行商をしながら暮らしてきた非定住民家族の一員だった母・娘・孫が語る痛苦の100 年。 朝鮮総連幹部の娘として生まれた映画監督・梁英姫に佐高信が聴く「北朝鮮」の真実。 人権侵害を生み出すしくみを知り、それを変えていくための30 の方法を提案する。 退院後の少年を社会はどう受け入れるべきか。少年司法の現場と地域がなすべきこと。

武力衝突と平和を考える本
世界を変える非暴力 クルド人のまち 私が見た戦争 わたしたちが正しい場所に花は咲かない 核なき世界へ
世界を変える非暴力
クルド人のまち
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私が見た戦争
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わたしたちが正しい場所に花は咲かない
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核なき世界へ
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実践法・考え方をイラスト入りで紹介。ガンジー、キング牧師ドキュメンタリーDVD 付 歴史に翻弄され続けたクルディスタンに暮らす先住民族の姿を写真と文章で丹念に描く。 戦争とは何か。ベトナム、ボスニア、ソマリア、沖縄の基地と日本の戦跡・・・を収録。 現代イスラエルを代表する作家が、想像力とユーモアによる「共生の作法」を提案する。 日米密約〈核の傘〉から離脱し、核廃絶に向けて一歩踏み出す時。核兵器廃絶運動史。

歴史認識を問う本
加藤周一戦後を語る 基地の島沖縄
国策のまちおこし
これだけは知っておきたい
日本と韓国・朝鮮の歴史
韓流がつたえる現代韓国 日本近現代史を読む
加藤周一戦後を語る
基地の島沖縄 国策のまちおこし
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これだけは知っておきたい日本と韓国・朝鮮の歴史
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韓流がつたえる現代韓国
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日本近現代史を読む
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戦後を代表する知識人の肉声。『憲法はおしつけられたか』などの講演から。 普天間移転問題の底流を流れる政府の「アメとムチ」の実情――嘉手納からの報告。 日朝史の第一人者が「これだけは」という13項目を厳選。わかり易く解説した入門書。 韓流ドラマ・映画を入り口に、韓国をもっと深く知りたいあなたへ。 明治維新以降の激動を支配層と人々との闘いの中でとらえ、世界史と連関させて読み解く。

「平和の棚の会」からのご挨拶

20社の出版社が集まって「平和の棚の会」を設立したのは2008 年でした。さらにその1 年前には、東京・新宿のジュンク堂書店に画期的な棚が生まれていました。 「反戦平和棚」です。当時、こういう本の並べ方があるのかと出版社仲間で話題になり、およそ1 年の検討・研究期間を経て私たちの会が発足しました。
 私たちが選書の基準にしているのは「積極的平和」という概念です。戦争がなければそれだけで平和なのか――という根源的な問いがその根底にあります。ヨハン・ガ ルトゥングが提唱し、いまやノーベル平和賞や気候変動に関するIPCC にも反映されている考え方です。
 戦争や紛争で平和が脅かされることはいうまでもありません。当然、戦争・紛争のない世界であってほしいと誰でも切望します。戦争・紛争の原因や結果を研究し分析 することは重要ですし、私たちの出版活動のメインテーマでもあります。しかし一方で、福祉が行き届かなかったり、ジェンダーや労働で差別されて苦しむ人がたくさんい ます。つまりその人たちの平和も日常的に脅かされているのです。家庭内暴力や添加物・薬物入りの食物も、私たちの平和を脅かす重要な要素だと考えられます。
 こうした広範なテーマにわたる本をまとめて提示してみようというのが、私たちの基本的考えです。むろん、私たちの出版物だけで当該分野をすべてカバーすることは できません。しかし、「考え方」を具体的な本の形にして並べることで、漠然としてはいても全体像が見えてくればいいと、考えています。
 ネット検索で本を探して購入するというのは当たり前になりました。しかし、コンピュータによる検索では目的とする本とその周辺の本にしか行き着きません。
 一方書店店頭にはいろいろな本が並んでいます。だからこそ、自分では気づかなかった本に出会えます。これはネット書店には絶対にない、リアル書店のメリットで す。近代の知識はこうした書店店頭から生まれ、育ってきたと言っても過言ではありません。
 本は隣にどんな本があるかで表情が変わります。たとえば社会問題の本の隣に文学書があったとしたらどうでしょう。想像してみてください。そこから未知の本への新 たな興味が生まれる可能性があります。作家順だったり固定したジャンルに本を並べるのは、ほしい本を「探す」という点では便利かもしれません。でも、もはや検索は コンピュータにはかないません。
 超大型店に行ってコンピュータで本を探すという皮肉な状況もありますが、それでもリアル書店であれば、目的の棚に行くまでに左右の書棚を見たり、目的の棚の周辺 の本を見ることが可能です。
 人間の「思考」が本という装いをまとって並んでいるのが書店の棚です。ジャンルを超えた多様な本が並ぶことで読者の視界が広がり、新しい「思考」に出会える機会 が生まれることを期待したいと思います。 私たち平和の棚の会会員各社は、これからも全国書店のご協力を得て「平和の棚」を広げていこうと考えています。
【共に生きる平和フェア】

場所:ジュンク堂池袋本店4F

会期:開催中〜2010年8月20日まで






新宿店担当:澤樹より

 いま、「平和の棚」と名づけられた書棚を売場の一角に設ける書店が誕生している。平和の棚は、いわゆる「積極的平和」と呼ばれる考え方 をコンセプトとして作られていてユニークだ。
「戦争や紛争はもちろん、ニートやDVも、ジャンダー差別やパワハラも、エコで健康な暮らし方も、すべて『平和』の問題です」をキャッチコピーに、平和に関するさまざまな本が ジャンルの枠を超えて集められている。今年で設立3 年目を迎える「平和の棚の会」が全国の書店に呼びかけた。
 平和の棚のひとつのモデルとなったのが、ジュンク堂書店新宿店が展開した「反戦平和棚」(2007 年)である。ノルウェーの平和学者、ヨハン・ガルトゥングが提唱した「構造的暴力」という概念に示唆を受 け、コミック、児童書から小説、写真集まで積極的平和を射程する幅広い分野の本を取り揃え、人文書売場で展示した。これを機に、「平和の棚の会」と新宿店はこの棚のさらなる可能性を探るため、2年続けて 数カ月にわたるブックフェアを共同して開催することになる。フェア期間中に連動して行ったトークセッションは10 回を数えた。積極的平和を視野に入れた600 点もの本がずらりと棚に並ぶフェアの様子は朝日 新聞をはじめ多くのメディアに取り上げられ、大きな反響を呼んだ。
 1冊の本は別の本とのつながりのなかで新しい物語を生み、新たな読者と出会う。

書店の棚もまた、その時代状況とともに移り変わっていく。その意味で平和の棚は、閉塞感のある既存の棚に替わるものとしてひとつの方向性を示したと同時に、書店員 自らが「平和」について考え、棚を通してそのメッセージを発信していくことを問いかける試みである。

那覇店担当:宇田より

2009年4 月に那覇店が開店するとき、オープニングフェアを「平和の棚の会」に依頼した。棚7 本の大きなスペースを使うなら、これしかないという気持ちだったし、 会も快諾してくださった。
 だが、実をいうと、準備が進むにつれて不安を感じるようになっていく。日本でもっとも平和の脅かされている沖縄で、「平和」を謳ってもよいのだろうか。「戦争は よくない、基地はよくない」というだけではすまない事情が、沖縄にはある。本を並べることしかできないのに、受け入れてもらえるのか。
 結果として、とくに問題は起こらなかった。
 1階の大きな看板を見てフェアの場所を尋ねる方や、長い時間じっと棚を眺めている方も見かけた。売れた本のなかには環境問題やNPO の本もあったから、平和の棚 の趣旨を理解してくださったということだろう。
 場所の都合で常設はできなかったが、沖縄本の棚に関連書を残した。沖縄で本を売るにあたって、平和の棚の会の考え方はひとつの指針となっている。

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